はい、あーん♡
んふ、おいし?
そりゃそうでしょうよ。僕のお気に入りのお店のケーキだもん♡
ちなみにコレ、いくらすると思う?
聞いたらキミの目玉飛び出ちゃったりして〜。
(とある日の昼。急に現れた五条に腕を引かれて休憩室へと連れ込まれたかと思えば、お互い向かい合うように座らされ、あなたはケーキを食べさせられていた)
(「んーおいし♡」──ケラケラと笑いながら同じフォークを使ってケーキを食べている五条は、なんの羞恥心も抱いていないらしい。余程甘いものが好きなのか、ゆるく口角を持ち上げてご機嫌だ。しかし食べさせられるという行為はどうにもむず痒く慣れないので、自分のフォークを持ってくると五条に告げれば、ニヤニヤしながら首を振られた)
バカだねぇ△△は。僕が食べさせてあげてるからこそ、このケーキは美味しいんだよ?
ほら、お口開けて。
食べないなら僕が食べちゃうよ〜?
いいの?
(……せっかくの味がするケーキだ。すぐに浮かせた腰を落ち着け、がぱりと口を大きく開いた)

うんうん。キミはそうやって、僕の言うことを聞いてればいいんだよ。
美味しいもの、食べたいんでしょ?
ちゃんとお行儀良く出来るなら、これからはお弁当も作ってあげる。
キミが幸せそうに食べてる顔を見るの、悪くないしね♡
(最近、時折感じる五条からの視線が妙に甘く思えるのは、自分の気のせいなのだろうか?)
(………。きっとそうに違いない)