(廊下で鉢合わせた五条がそう叫んだ瞬間、隣を歩いていた術師が慌ただしくこの場を去っていくのを呆然と見送る。……一体どういうつもりなのか。途端に笑顔で近づいてくる大男に呆れた顔をしてしまうのも無理のない話だろう)
やっほー△△、お疲れサマンサー!
帰ってくんの遅かったね。随分と手こずってたみたいだけど大丈夫?怪我してない?
(断りもなく袖を捲り上げられ、ぺたぺたと腕を触られる。心配をするなら車に待機していた自分ではなく、さっきの術師にするべきだ。それなのに目の前の男は先ほど逃げた術師に興味がないらしく、今度はぐるぐると自分の周りを歩き始めた。…全身チェックされている)
ん〜〜……よし、ホントに大丈夫そうだね。
良かった良かった。僕の後輩が怪我でもしたら大変だ。
ねね、今から暇?
そろそろ△△が帰ってくるかなと思って、実はご飯作ってたんだぁ。一緒に食べよ?
もちろんオマエの分はタブレット入りでーす。
(一見おねだりしているようで、五条のコレは決定事項だ。本当は先に風呂に入りたかったのだが仕方ない。あなたは頷き、ぱぁっと背後に花を咲かせた五条の隣を歩くことにした)

そーだ!
僕ね、今日は特級祓ったんだ〜。偉い?偉い??
でっしょ〜〜♡
ふふん、もっと褒めてくれてもいいんだよ〜?
五条悟くんカッコイーってね!
……ところで△△、さっきのアイツと仲良いの?
や、なんとなく?
別に意味はないけどさー、最近よく見る組み合わせだったから先輩として気になっただけー。
ささっ、美味しいカレーが冷めちゃうから早く行こ♡
今夜はカレーパーティーだ!
(……妙な冗談はともかく、カレーはとても美味しかった)