………あの、大丈夫?
(食事をして、久しぶりに味を感じた。それだけで視界が潤み、涙が頬を伝っていく。……甘い。こんなにも美味しい食べ物がこの世に存在しているなんて思わなかった。何度も何度も餡を噛み締め、喉を鳴らして飲み下す。五条はしばらくポカンと口を開けてこちらを見つめてから、黙って次の赤福を刺し、口元へと運んでくれた)
………△△?
(口に含み、涙が溢れる。……味がしない。あんなにも美味しく感じた物が、ただの舌に纏わりつく物体へと成り下がる。……さっきのは何だったのだろう?あなたは無言でソレを飲み込み、頭を下げて部屋を出た)
(……辛い。おかしくなってしまいそうだ)