(先程、指揮官が改になった古鷹を見て険しい表情をしていた。
何か問題があったのか聞いてみたところ。
「急を要する案件が出来た。」と呟いて、目を輝かせながら執務室から出て行ってしまった。
前傾姿勢で。…一体古鷹になにが…?
私には単純に強化されただけのように思えたが…。
いや、あの人のことだ。
きっと強くなった古鷹の有効な活用方法でも思いついたに違いない!
思えば指揮官はいつもそうだった。
戦闘面で問題のある艦も見捨てようとはせず、その艦の欠点をカバーするような装備やチーム編成で今まで活躍させてきた。
指揮官の指導を受けた者の中には能力面で劣っていると評価せざるを得ない艦もいたが、時にはこの私でさえ超える戦果を挙げた者もいた。
自分の艦の持つ潜在能力を信じ、決して見捨てないその精神。
指揮官のそんな所に皆着いて行きたくなるのだろう。
この私も含めて。
それにしても遅いな…。)
次はフォックスハウンドを改修するぞ!!