(佐藤は、遮らずずっと、話を聞いてくれた。話が進むごとに、表情が険しくなっていく。)
(...変わらず、佐藤が好きなこと、離れたくないこと、申し訳ないことをした、と泣いて謝った。)
...。謝らなければならないのは、僕の方です。
今まで、気づかず、本当にすみませんでした。
(勢いよく、土下座された。)
僕の、僕のせいで、関係ない貴女さんまで、巻き込んでしまって...
本当に、自分が情けない。
怖かったでしょう、誰にも相談できず、辛かったでしょう、それなのに、一番近くにいたのに、僕は...
(ガン、と床に頭を打ち付けている。)
(そっと、肩に触れ、顔を上げさせた。)

...

貴女さんは、もっと、怒るべきです。
僕のせいで巻き込まれたのに、
貴女さんが浮気した、って僕は貴女さんを責めて...
何度謝っても、足りません、
許されないことをした、と思ってます。
本当に、本当に
申し訳ありませんでした。
許す許さない