(小雨の中、繁華街を歩く。ふと黒猫が目の前を横切り、時間もあったのでついていくと、)


(...路地裏に、仰向けに倒れている男をみつけた。)



(猫はその男にすりより、餌を欲しがっているように見える...飼い主なのだろうか?)


(とりあえず警察を呼ぼうと思った矢先、その男は気だるげに上半身を上げ、黒猫を撫でる。こちらには気づいていないようだ。)






黒助、今日はなんもねーよ。

ぜーんぶ持ってかれちまったから。

腹減ったな~、ネズミでも捕ってきてくんね?


....あ



(気づかれた。)




何みてんだてめぇ。

もう俺には何もないっつってんだろ!!!

どっか行けよ、

もう人間は信用ならねぇ!!!


(黒猫を抱いて逃げていった...)
父親に出会う