ふえええええぇぇぇぇん...
(まただ。また夜泣き。これで2回目だ。)
(睡眠不足の頭に響く、ああ、うるさい。)
(うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ)
(日中疲れるように散歩させた。ご飯もいっぱい食べてもらった。寂しくないように合間にかまってあげた、もう、これ以上何を頑張ればいいと言うのか。そして私はいつまで、我慢しなくてはならないのか。)
(ーーーーーああ、そうだ、“佐藤が死ぬまで”終わらないんだ。)

ぐっ?!? あ、あぁぁぁぁ....
(気がつくと思いっきり、佐藤の頭を殴って、首を絞めてしまっていた。)

か、はぁぁぁ、ぐるしっ、貴女さ、
(命の危険を感じたのが脳に衝撃を与えたのか、元の佐藤に戻ったような気がした。)
(が、もう、止まれない。)
(今までの私の苦しみを返せ、時間を返せ、割に合わない、いや、全部自分のせいだろ、苦しい、憎い、辛い、殺してやる、怖い、苦しい、辛い、佐藤、ごめん、そんなぐちゃぐちゃな気持ちが混ざりあって、頭がおかしくなりそうだ。)

....っ
ぼく、のこと、で
あたま、いっぱい?
ふふふ....うれ、し”い”なぁ...
愛してますよ、貴女さん。
(幻聴か、現実の声かもわからない。)
(佐藤が死んだ後、自殺した。)