そこの貴女!
少し私の話を聞いていただけませんか?
貴女の為になることです。是非!!

あぁ、行ってしまわれた。
(駅の前でビラ配りをしている。)
(この忙しい時間に...苛立つ気持ちをタックルし発散することにした。)
ドンッッ!!

!!あぁっ!
(ビラが地面に散らばった。佐藤は一生懸命かき集めるも、周りは見て見ぬふり。何もないかのようにビラを踏んづけて歩く人ばかりだ。)
(泣きそうな顔になるも、ぐっと堪え、こちらに笑顔で近付いてきた。)

失礼いたしました。
お怪我はありませんか?

あっ...
(無言で立ち去った。)
(それからも、佐藤はビラ配りをなんとか頑張っている。)