(佐藤からいきなり、夜の公園に行こうと誘われた。)
(小さな山の上の公園で、夜景が綺麗な穴場スポットらしい。)
(...入り口から、すごく背の高い、スーツの男性が出てきた。目は死んでおり、エナドリとたばこ片手に、よろよろと歩いている。こちらを羨ましそうな目でみて、通りすぎていった。)

貴女さん?
僕以外の男は見ないでください。
(怒られた。)
・
・
・

ここですよ!
どうですか?とても綺麗ですよね?
(星空、そして町の光が綺麗に輝いている。)
(座るところは、切り株しかない...)

貴女さん。
どうぞ座ってください。
(ハンカチを置き、その上に座らされた。)
(佐藤は、後ろで何かごそごそしている...)

貴女さん。
(突如後ろから抱き締められる。)

貴女さんは、僕にとって、本当に本当に、大切な人です。

そして、僕には勿体ないくらいに、素敵な人だ。

貴女さんのために、僕はすべてを捧げたいと思っています。
(抱き締めていた腕を離し、目の前にまわってくる。そして、跪いた。)
(こちらの左手を優しく掴み、薬指にキスをした。)

ぼ、僕が絶対に、貴女さんを幸せにします...!
僕と、結婚してください...!
(ドラマでよく見る、指輪の箱を開いた。こちらの返事を待っている。)
(答えはもちろん、“はい”だ。)

....!!

あ、あぁ、

愛しています、もう一生離しません...っ!
(真正面からぎゅうっと抱き締められる。)
(その瞬間、流れ星一斉に流れ始めた。)
(まるで私たちのことを祝福してくれているみたいだ。)

っ! あはははっ、
本当に、僕は、本当に運がいい...!
...今はもう、貴女さんしか見えない。
僕にとって、月より、星より、貴女さんが美しく見えます。
あぁ....幸せだ。
(流れ星を背に、佐藤は噛み締めるように、より一層力を込めながら抱き締める。)
(こちらも負けじと佐藤を抱き締める。)
(お互い、永遠に続けばいいと思えるような、幸せな時間が流れる。)
大切な場所に連れてきてくれてありがとねー;;