(仕事が遅くなり、すっかり暗くなった帰り道。)




(早く家に帰って、風呂はいって、寝よう。)





(そんなことを考えていた矢先、誰かにいきなり、肩を叩かれた。)



(びっくりして後ろを振り向く)









叫ぶな。


....その頭、潰されたくなかったらな。




(顔面の真横に、金属バット。バッドで肩を叩かれたのか。)



(大人しく命令に従う。)


俺は、お前の“教祖様”と仲良くしてる、“お友達”だ。


ひとつ聞く。
お前、あいつと恋人関係で間違いないか?




(こくり、とうなづく)




...そうか。


じゃあ、次に命令する。



あいつと、別れろ。



...すぐじゃない。思い出とかたくさん作って、これから結婚する、っていう時ぐらいかな


いきなり別れろ。



(おそるおそる、理由を聞いた)





ん?


そんなの、決まってるだろう。
あいつを、地獄の底に落としたいんだよ。
もう這い上がってこれないくらい、徹底的に。





お前、知らない?







...あいつは、佐藤は、俺の妹に手を出して、間接的に殺した。




犯罪者、なんだよ!





(突然のことにびっくりする。が、あの佐藤が、そんなことをするとは思えない。反論しようものなら、殺すという眼差しを向けられた。)








証拠は上がってんだ。


絶対に絶対に絶対に絶対、許さない...!!


俺の最愛の妹を汚したあげく、自殺までさせるなんて、



...
何百回殺したって、足りない。


事実、あいつは、なかなか死なない。糞ゴキブリ野郎が。


だから、もう、あいつが自殺するように仕向ける他ない。



...もし、命令に背いたら、殺す。



俺は、唯一の家族も失った、天涯孤独の身だ。



ああ、つまり“無敵の人”ってことだね。




お前の住所も、家族も全部知ってる。






俺の言うこと、聞いてくれるね?



(聞くほかないようだ。)


協力
聞かない
先に証拠を見せて
命令