(夜中にバスはあるだろうか...いや、きっとない。バスの時間までどこかで夜を明かすしかなさそうだ。)














(夜中の公園に来た。暗い、怖い、寒い。)


(だが、ここのトイレしか泊まるところはない。)
















(夜が明けてきた。バスの時間は、朝の8時。)


(きっと佐藤は私を探し回っているだろう。見つからないように、逃げよう。)









おっと、こんな時間にお一人でどうしたんですか?










あぁ、そんなに怯えた顔しないで。

俺は無害だよ。


(...忠告男だ。何か、この村の事情を知っているように思えた。)


(意を決して聞いてみる。)






知ってしまったら、俺みたいに一生この村から出られなくなるけど、それでも聞く?




(....やめておこう。)





うん、賢明な判断ですね。

まぁでも、そもそもこの村に移住しないことが、一番最良の判断だったんだけど。



...何か俺に手伝うことは?




(...この村の住人は、まだ信用できない。)



(無言で考えを巡らせていると、)





あぁ、ルールに縛られているんですか。

わかりますよ。

“他人に無関心であること”

どこからどこまでがOKなのかわからないよね。




俺、なんでも知りたい性格で、

いろいろ質問してたら、上の人にチクられちゃいまして~

まぁ、俺の場合は“村の秘密”に関わることだから、ここまでされたんだけど。


今の悩みごととか、困ってることとか、

自分から話す分には問題ないと思うよ。


...あ、そろそろ仕事の時間です。


どうしますか?







(どうしようか...)

♡なんで助けてくれるの?
♡村から抜け出したい
♡助けて欲しい
♡一緒に逃げませんか?
♡私が出られるのなら貴方も出られるのでは?
♡スパルタ
♡こっそり抜け出して顔も名前も変えて連絡を絶つ