...くそ、


なんでこう、邪魔が入るんだ。


あとは死ぬだけだったのに....



ガチャ




!!おい、お前、どういうつもりだ、

懸賞金目当てか?





....今日からあなたは、あたしの王子さまになるんだよ。






は?

ババア、冗談はよせ。

さっさと妹を返せ!!





そのためには、あの娘が邪魔だった。

だから、あの2人を使ったのよ...。





.....お前、なんで、...





妹の骨は、優斗くんが天寿を全うするまで、預かっておくよ。
それまで、あたしと幸せに暮らしましょう。


...この時を待ってたんだよ、あたしゃぁ!!


優斗くんは覚えてないと思うけど、あたしゃぁ、優斗くんにプロポーズされたんだよ!!!可愛かったねぇ、小さいお手てであたしの手を握って!あの可愛い上目遣いで、可愛い可愛い声で!!あたしの心を掴んで離さなかった...それから、旦那のことなんて、どうでもよくなった。今は優斗くん一筋!!オールイン!!あぁ、あぁ、泣かないで。これからはずっと一緒だよ。

(両頬に手をあて、くねくねと体をうねらせ、優斗を見つめる。)



誰だお前...






よーく思い出すんだね。あの時、あの瞬間、優斗くんに人生を狂わされたと言っても過言ではない。
思い出すまでごはんは抜きだよ。



バタン







糞....


あのババア、誰か知らんが殺してやる...


◇記憶をたどる
◇拉致