貴女さん...大事な、お話があります。




(まるであの時のように、神妙な面持ちで、テーブルに座らされた。正面に佐藤が座る。)



(話し合いを急かすように、今も、固定電話が鳴り続けている。)





.....ッ


貴女さん、






こんなこと、言いたくなかったッ、けど、

もう、貴女さんを守るには、これしかない...



僕と、別れて、下さい...



(弱々しく、けれど力強く両手を握りこまれる。震えている。)


(佐藤の目は、まだ私と別れたくない、と揺らいでいる。また、私が、それでも別れたくない、と返答するのを期待しているようにみえた。)


(きっと、私の身になにかあれば、佐藤は相当傷つき、自分を責めるだろう。)


(佐藤の要求を、言葉通り受け取ることにした。)



....ッ!!!



あ、あぁ、僕は、なんてことを、....



~~~~ッ





いや、これで、いいんだ。







.....。








貴女さん、
僕にいろんな嬉しいこと、楽しいこと、幸せなこと、教えてくれてありがとうございました。


僕にはもったいないくらい、素敵な人だった。



それなのに、僕は、貴女さんを危険な目にあわせて、守れなくて、不快な気分にもさせてしまって、....本当に、すみませんでした。



僕にとって貴女は、最初で最後の、...いえ、


別れても、貴女のことを思っています。


貴女に危害が及ばない所で、ひっそりと見守らせてください。


...それぐらいは、お許し下さいますか?





(佐藤は自宅へ、私は再度引っ越すことになった。)


◇判決後
♡佐藤再会ルート
◇別れる