よし、それを使わせて貰う。
遅かれ早かれ、俺たちはあとを追われる。
動けるうちに動いておいた方がいい。
....まず、レンタカーを借り、お前の家に行く。そして、パソコンを取りに行きたいところだが...
~♪~♪ ピコン、ピコン、

はぁ、まず
そのストーカーからなんとかするか。
(佐藤からの電話、LINEの嵐。)

適当に電話しておけ。そうだな...親が事故して、急遽実家に戻っていた、スマホの電源が切れていた。とかだな。まぁ、どっちにしろあとでバレる。一時的にしのげればそれでいい。
・
・
・

貴女さん!!!!
(電話に出ると、佐藤のクソデカボイスが耳をつんざく。)

よかった、生きていたのですね...
僕、ずっと心配で、心配で...!!
(優斗に指示されたことを伝えた。)

そうだったのですね...それは、お辛かったでしょう。ご入院されているのですね?
お見舞いには行かれますか?
僕もついていきます。
(もう別れているのに、なぜこちらの動向を把握しているのか。そして、もうなんの関係もないのに、なぜ当然のように、お見舞いに来ようとしているのか?!)

え?
貴女さん、

僕たちの関係は、まだ終わっていないでしょう?
貴女さんの新しい家、
なんと僕の家から徒歩で行けてしまうんですよ!そんな近くに引っ越しされては、僕も気になってしまいます。勝手ながら、貴女さんのことが心配で、時々様子見に来ていたのです。恋人もいない様子でしたので、きっと貴女さんも、僕と同じ気持ちなんですよね!!

今は、僕も遠くの村に移住しているので、“別のもの”で見守っていたのですが...

準備ができたので、そろそろ、
お迎えにあがりますね♪
(なんの話をしているのだろう...)

詳しい話は、また明日お話しします。
では♡
(返答も聞かず、切られた。)

.....やばいな。
妹の彼氏がこんなヤツだったら、即処分案件だ。
佐藤のことだ、今すぐにでも来るかもしれない。
さっさと済ますか。
(急いで支度し、レンタカー店に向かった。)
◇こわすぎ…(震)◇声を殺して泣きながらレンタカー店に向かう