名前:トワ・ハーシェル

子供に間違えられた回数91回

えへへ、やったね

また古そうな車両だね

「高松琴平電気鉄道1000形は、西暦1926年に汽車会社で4両が製作された電車で、開業当初からの車両である。
車両番号の付け方が少々特殊で、1000形と言いながら車両番号は100から始まり、また全4両の番号は100、110、120、130、140となっていて、10刻みの付番方法となっているが、この法則についての資料が空襲によって焼失しており、詳細不明となっている。
当時の地方私鉄としては大変な意欲作で、米国と英国由来のモーターばかりだった中、珍しくドイツ製のモーターを使用していた。

戦中の被災車は出なかったが、酷使による劣化が酷くなった為、西暦1966・1967年に大規模修繕を行った。
その後新型車が登場するにあたって1000形は全て、それまで活躍していた琴平線から、志度線や長尾線に転属するが、西暦1976年に志度線で110号と140号が正面衝突事故を起こして廃車されてしまう。

残った100・120・130号は長尾線で活躍するが、これも新型車の増加の為に130号と100号が1998年・1999年に引退し、120号のみが新型車に連結する増結専用車として残った。

この120号による増結運転も、西暦2007年に終了したものの、イベント列車で使用する保存車として残る事になった。
以降、イベント列車や貸切列車で運転しているが、途中2007年11月に引退した60形65号の足回りを譲り受け、取り替えている。
取り替えた足回りは元々阪神電車で使っていた物で、ドイツ製のオリジナルより強力な出力を持っている。

誕生から95年を経ているが、西暦2021年春に遂に老朽化の為に引退する事となった。
しかし、昨今の事情により引退が2度伸びており、2021年末までに引退し、車庫内入換車となる予定。

なお、今も残る120号は西暦1976年の正面衝突事故時、衝突した110号に連結されていて、衝撃で車体の一部に歪みが発生しており、この歪みも引退の理由の一つと思われる。」


衝突事故に遭っても、何度廃車されそうになっても生き残るって、すごい強運だね
え?
引退した後も車庫に残るの?

ホント凄いね…
琴電1000形