この解説って私のベイビーには全く関係ない事だよね?
「加悦鉄道 ハブ3号車は西暦1889年に、ドイツのバンデルチーベン社で制作された手動ブレーキ付きの荷物・三等客室合造客車で、車体は木製。
ハブ3の「ハ」は、客室の等級を示すもので、一等車から三等車まで順番に「イ」「ロ」「ハ」の区別をつけている。
一方「ブ」は、当時ブレーキをかけれる車両が機関車以外ほとんどなかったので、このように個別にブレーキをかけれる車両に対して独自に付けていた記号である。
元々は讃岐鉄道{現在のJR四国 予讃線と土讃線の一部}の車両番号2320〜2323号客車のいずれかとして納車しているが、讃岐鉄道が1904年に山陽鉄道に買収されると、この客車も山陽鉄道所有になる。
この買収後、僅か2年後に山陽鉄道は国有化され、この客車もそのまま鉄道省所有となり、車両番号はユニ3905号となる。
このユニ3905号は客室が無い郵便・荷物輸送用であった。
西暦1922年になると、小型のユニ3905号は大型客車に置き換えられ役目を終えるが、廃車されることなく伊賀鉄道に払下げられ、この時に郵便室を客室に改造して、ハブ3号と名前を変えている。
しかし伊賀鉄道でも活躍はあまり長くなく、1926年に再び別会社に譲渡されることになる。
こうしてたらい回しにされて最終的に行き着いたのが、当時開業を間近に控えていた加悦鉄道で、1927年から修繕を終えて活躍した。
西暦1969年まで活躍した後に引退しているが、貴重なドイツ生まれの古典車両という事で保存されることになり、現在に至っている。」
こんな小さな客車1両にこんな紆余曲折があるなんて普通は気がつかないよね
私も半分理解できてないよ…
加悦ハブ3