いつまでやるの?(A:いつまでも)
「ブルーリボンHIMRとは、西暦1991年から2000年まで日野自動車にて製造されたバスの総称。
因みにHIMRの読み方は『ハイエムアール』である。
このHIMRの特徴は大型路線バスで初めて、ディーゼルと電気の併用車を量産化した事である。
しかし量産化したと言っても、正式化したのは1994年であり、それまでは試作型として通常の
ブルーリボンHT型の改造扱いで、形式上でもHT2MLA改と、改造車である事を示す『改』を付けていた。
1994年からは正式化され、1995年にエンジンを今までの大型車用のものから、中型車用の縦型エンジンにターボを搭載する仕様となり、形式もRU型に変わった。
電気を溜めるバッテリーは床下に搭載したので構造上低床化が出来ないが、当時はまだ少なかった環境に優しいバスとして、主に大都市の市営バスに導入されている。
西暦1995年には
セレガHIMRという大型観光バスが誕生しているが、これはブルーリボンHIMRを元に高出力化した兄弟分である。
2000年には初代ブルーリボンと同じく生産を終了しているが、この礎は後継の
ブルーリボンシティハイブリッドに受け継がれた。
近年では、バッテリーの劣化で駆動用電気があまり貯まらなくなり、殆どディーゼル車として使用されているとか。」
20年以上も前からこんな画期的なバスを開発していたんだね。
私の世界でもこうゆうのって出来るのかなぁ。