ん?
また資料を持って来たの?
「ガーラは西暦1996年12月から現在まで、いすゞ自動車で製造されているバスの名前。
この内、1996年から2005年までに作られた前期型を紹介しよう。
ガーラとは、英語・フランス語で『祭・陽気な』という意味で、明るく楽しい旅を期待させるバスというイメージで命名された。
基本的にはいすゞ自動車の純正車体を持っていて、1997年の製造分からは観光バスとして初めてエアバッグを装備した。
車体のグレードは3種類あって、ガーラIが通常のハイデッカーで車高は3.3メートル。
ガーラⅡがスーパーハイデッカーで、車高は3.6メートル。
因みに上の写真はスーパーハイデッカーのモデルとなる。
ガーラⅢがグレースハイデッカーと言って、スーパーハイデッカーと同じ車高ながら、より運転席が低くなって二階建てバス風に前面の窓割りが変更されている。
他に一部に
西日本車体工業の
ネオロイヤル C型や、
富士重工業の
21型を架装したガーラも存在し、特に21型は主にこのガーラの足回りに架装したものが多い。
西暦2000年には新しい安全基準に合わせてテールランプを増設して、いわゆる『ガーラ2000』と呼ばれるモデルになった。
同時にエンジンも変更されたが、この内、高出力仕様は480馬力という、観光バスとしては最高の出力を持つバスとなった。
主に観光バスや高速バス、中には夜行バスにも使われたが、西暦2005年にいすゞ自動車と日野自動車のバス車体を共有する事になり、前期型の製造を終了。
以降は日野自動車の
セレガと同じ車体を持つようになった。」
へぇ…名前のガーラってそんな意味があったんだね
確かに前も見やすいから楽しい旅ができるかも