名前:トワ・ハーシェル

子供に間違えられた回数91回

えへへ、やったね

ちょっとマニアックなバス?
見かけは普通だけど

「エアロスターMBECSは西暦1993年から2000年まで、三菱ふそうで製造されていたバス。
因みにMBECSは『エムベックス』と読む。
日野自動車が、低公害車としてブルーリボンHIMRを発表した1990年代に三菱ふそうが対抗作として発表したのがエアロスターMBECSで、これはバッテリーを使用しない蓄圧式ハイブリッド車となる。
仕組みとしては、ブレーキをかけた時に油圧ポンプを働かせて窒素ガスをタンクに圧縮。
発進する時に圧縮した窒素ガスを油圧モーターに送ってエンジンをアシストするもので、窒素ガスを溜めれば溜める程、アシスト量は多くなる。
これによって一番量が多い発進時のガス排出量を減らせるので、環境に優しい低公害車となった。

当初は形式もMP218改・MP618改と、MBECS機構以外は通常のMP218・MP618と同じだったが、1995年からはアイドリングストップ機構とマフラーを改良して、板バネ車がMP237、エアサス車がMP637となり新形式として独立。
更に1996年にはニューエアロスター版のMBECS車として、板バネ車のMP337・エアサス車のMP737が登場した。

しかし改良を重ねたものの、思った以上の効果が得られず、さらに値段が高価だった事もあって2000年には製造を終了した。
生産台数も少ないので現役で走っているものは少なく、せっかくのMBECS機構も使用停止や取り外し等が行われて、今では普通のディーゼル車となっている。

なお、このMBECS仕様は全てオリジナルの純正車体だけしかなく、他社の車体を架装したものは存在しなかった。」


あらら…今ではアシスト機能を使ってないって、それじゃあ普通のバスと変わらないよね
エアロスターMBECS