名前:生塩ノア

記録に使用した手帳15ページ目

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──────夢を見る。

それは、「あの人」がいた頃の、朧げな記憶。
大切な日々は、かけがえのないもので。


でも。


『──────。』



「あの人」は、何かを私に言って。
目の前で─────

────あれ。
何を、考えていたんだっけ。



思い出せない。【忘れようとしている。



何か、大事な事を。【記憶に蓋をしている。




「あの人」は。【「先生」は。



何、を【おぼえている。







幸せでいて








───────っ!!!はっ・・・!はっ・・・!はっ・・・!

(夢を見る。)

・・・はぁ、っ・・・!はぁっ・・・!

(見ては、まともに寝られず、悪夢を見たかのように、起きてしまう。)

・・・っ

(私の、大切な何かが燃えて、消えてしまってから・・・何日なのかすら、思い出せない。)

・・・・・・

(昨日の記憶すらない。)

・・・・・・・・・

(「あの人」とは、誰なのだろう。)

・・・・・・・・・・・・

(あの人の声はどんなものなのだろう。)

・・・・・・・・・・・・・・・

(どうして思い出せないのだろう。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ

(「あの人」の、「あの人」の、「あの人」の────)



───ぁ、ぁあ・・・ああああ・・・っ・・・!!!

(どんな顔だったのだろう。もう、二度と、思い出せない。)




【五感は聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚の順番で失われていく。】
曇らせサンプル