……では、お言葉に甘えて。
帝国学園は確かに強く、優れています。
私もその一角を担う者ですから、強者の余裕は持っていて当然……でも、まだ自分が未熟であることも理解しています。
弱味など持ちたくは無いものですが、事実は受け止めなくてはなりません。
これからも頑張らなくては、ね。
あなたには、ありのままの私を見ていて欲しいと思っています。
ですから、どうか虚栄や噂に惑わされずに、私の姿を捉えていてください。
そして、私がこのサッカー部でレギュラーを担い続けることが出来るよう……○○さんからも期待していて欲しいのです。
あなたの応援があれば、ますます力が湧いてきます。
誇るべき仲間と肩を並べ、力を求める喜び……そこに、○○さんからの声援があれば言うことはありません。
これからも、少なくとも我々が卒業するまでは……ずっと。よろしく頼みますよ。
ククク……贅沢でしょうかね?
でも、甘えて……と仰ったのは○○さんです。
私は、その通りにさせてもらったまでですから。
甘えさせてくれるのなら、それくらいはねえ?
甘えて