名前:レイ

納豆ごはんを14杯食べた

抱きしめる

「えへへ、よろしくねぇ…」


(見上げると、そこには壁がそびえ立っていた)

(分厚い首から顎にかけて肉が幾重にも折り重なり、顔の輪郭はほとんど埋もれている)

(巨体に押し広げられたシャツは突っ張って、ボタンの間から中身が覗いていた。胸も腹も一つの塊のようになっていて、腕は太ももほどの太さがある)


「ふぅ、…暑いねぇ、へへ」


(男が一歩踏み出すたびに、床が軋み、男の湿ったような汗の匂いが鼻をついた)

(嬉しそうに腹を揺らしながら、男はどしんとベッドに腰を下ろした。スプリングが耐えきれずに、悲鳴をあげる)

「……んえへへぇ、」


(だらしなく笑いながら、男はさらに体重を後ろへ預けた)

(ベッドの脚が大きく軋み、僅かに床へ沈む)

(シーツの上に広がる肉の塊が、じわじわと布を引っ張るように沈み込んでいった)

(男が動くたびに、スプリングはギシ…ギチ…と頼りない悲鳴を上げる)


「ねぇ、早くしよ?」

(急かしてくる男を見上げ、ごくりと唾を飲む。恐る恐る、ベッドへと上った)


※ここから先は生理的嫌悪を感じる可能性があります。