名前:レイ

納豆ごはんを14杯食べた

抱きしめる

っ……、はぁっ、中は……ダメ、だから、

(後ろからの突き上げに耐えながら、なんとか言葉を紡ぐ)


「んー? いいじゃん、気持ちいいでしょ?」

軽く笑いながら、男の動きは止まらない。


……ほんと、に、ダメだから…っ、

(もう一度、男に訴えるものの、相手は少し息を弾ませながら耳元で囁いた)


「そんな顔して、っ感じてるくせに」


(そのまま、奥を抉るような律動が続く)

(押し返そうと後ろへ伸ばした腕は、そのまま男の腕に引かれ、密着するようにさらに奥へと突き立てられる)


っ……、ひ、あ……っや、やだ、……!

(腰の動きがより一層激しくなった時、男の身体は限界を迎えたように震え、吐息を漏らしながら一番深いところまで腰を押しつけてきた)

(お腹の奥に、望んでいない熱が広がっていく)


っあ……っ、…出さないでって、言ったのに……、

(掠れた声で呟いたレイは、そのままベッドに放心状態で倒れ込んだ)

(スッキリと欲を吐き出した男は、すでに彼のことなど気にも留めず、シャワーに向かおうとしていた)


「ほら、金。ちゃんと取っとけよ」


(ベッドに雑に投げられた数枚の紙幣)

(レイがそれを手に取る前に、浴室の扉が閉まる音がした)