ン゛グァッ

(言うのが遅かった)
(高圧の電流に触れたかのようにびくりと身体を跳ねさせ、跪き、酸素を取り込もうと必死に喘いでいる)
(哀れ香くんッッッ!!)


げほ、げほッ……あ゛ぁ……う、ぇッ……
はぁ、久々に、食べた、から完全に免疫消えて、る……


……はぁ……


(落ち着いたみたいだ。余韻を振り払うように深いため息をつき、立ち上がる)


何、丁寧にカモフラージュまでして……
俺のこと嫌いなの?


次からはちゃんと捨ててあげるから、そのまま渡して。
食べさせようとしないで……

ペンタブラックに着色って無駄に労力かけすぎでしょ的な。
お菓子ー2