誰っすか、その男……

(頬に手を添えて、親指で唇をなぞる。○○先生からは寝息が漏れるだけで答えは聞けない。この苛立ちに任せて、キスして目を覚まさせてやろうかと、そんなことを一瞬だけ考えた)

…………明日、聞きますからね
寝言で他の男性の名前を呼ぶ