ユーリ「いいねぇ〜。ふっ、コレ(遊勝のカード化)のおかげで良い顔になったじゃん」

遊矢「返せぇええええええ!!!」

ユーリ「いいねぇ!その怒りとパワー…キミと一つになればそれもボクのモノってことだよねぇ」

遊矢「許…さない… 父さんを…カードに…!絶対に許さない!」

ユーリ「このカードが欲しいんだろ?じゃあボクと闘いなよ。デュエルでさ!!」

遊矢「ああ!やってやる!!」



ユーリ「父親があれだけ頑張ったんだ、キミも楽しませてね。ボクからいくよ。ボクは手札から捕食植物プレデター・プランツオフリス・スコーピオを召喚!オフリス・スコーピオを召喚した時、手札の捕食植物プレデター・プランツ1体を墓地に送ることでデッキからレベル3以下の捕食植物プレデター・プランツを特殊召喚できる。ボクは手札の捕食植物プレデター・プランツスタペリア・ワームを墓地に送りデッキから捕食植物プレデター・プランツダーリング・コブラを特殊召喚!ダーリング・コブラを特殊召喚した時、魔法マジックカード融合を手札に加える。ふふっ。キミの父親を倒したアイツを出してあげるよ。ボクは魔法マジックカード、融合を発動!フィールドのオフリス・スコーピオとダーリング・コブラを融合する!」

ユーリ「魅惑の香りで虫を誘う、二輪の美しき花よ!今ひとつとなりて、その花弁の奥の地獄から新たな脅威を生み出せ!融合召喚ッ!現れろ!飢えた牙持つ毒龍!レベル8!《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》!!」

遊矢&ユート「あ、ぐぅっ…!」(共鳴)

ユーリ「ボクのスターヴ・ヴェノムが仲間を求めてるよォ。そう、キミのドラゴンを…!ボクはカードを1枚伏せてターンエンド。どぉしたの、ボクを許さないんじゃなかったの?あっれぇ?ひょっとして口だけ?だったらさっさとサレンダーしなよぉ。っていうかどうせボクには勝てないんだからさっさと諦めたら?んはははっ!」

ユーリ「あぁ゛?」

ユーリ「ふふっ…まぁずは2体…ボク達心が通じ合ってきたねぇ。きた、きたぁ!んっふ…。なぁに頑張っちゃってるのぉ?自分の気持ちに素直になりなよぉ。だから頑張ったって無駄なんだって。
トラップ発動!《捕食発芽プレデター・ガーミネーション》!闇属性モンスターが攻撃を受けた時、戦闘破壊を無効にし、攻撃してきた相手モンスターを破壊する!」

ユーリ「うっ、ぐぅ……(ダメージを受ける)キミのドラゴンにできるのはその程度?ありがとうね、おかげでボクは楽にゲームを進められる。捕食発芽プレデター・ガーミネーションの効果によりボクは捕食植物プレデター・プランツトークン3体を特殊召喚!」

ユーリ「必死だねぇ…いつまで持つかなァ?ボクのターン!ボクは捕食植物プレデター・プランツトークンを1体リリースしてチューナーモンスター、捕食植物プレデター・プランツバンクシアオーガをアドバンス召喚!キミがどれだけ無駄に頑張ってるかわからせてあげるよ。ボクはレベル1、捕食植物プレデター・プランツトークンにレベル6、バンクシアオーガをチューニング!」

ユーリ「その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》!」

ユーリ「きたきたキタァ!!すごォいィ…すごいよこれェ!!」

遊矢「父さん…見守ってて…オレは絶対に悪魔になんか……ぐあぁああぁああ!!」(共鳴)

ユーリ「頑張っても無駄なのにぃ…ふっふっふ。自分の気持ちに素直になりなよォ。無駄なのに頑張っちゃってるその顔さぁいこぉー!じゃあ…これはどう?ボクはスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果発動。レベル5以上の相手モンスター1体の効果を無効にしその効果を得る。ボクはオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを対象にこの効果を──。」

遊矢「そっちこそ──…無駄だ」

ユーリ「え゛?」

<デュエル描写省略>

カン☆コーン

ユーリ「なにぃ!?なかなかやるね。じゃあバァトルだ!クリアウィング・シンクロ・ドラゴンでドラゴ・リモーラを攻撃!さらに!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンでオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを攻撃!あっはははは…全滅しちゃったねぇ、さぁ、どうする?ボクはカードを1枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「あぁ゛あぁああ゛きたきたキタァ!くっひぃ……!キタきたキタァアアアア!!!すごい…スゴィ、すごすぎるぅ!すごいよこれぇェェ!!!」

ユーリ「あっはぁああ、はははぁあああ!!!」(歓喜のマジキチスマイルハイテンション)

遊矢「耐えた…オレは…悪魔になんか、なってない…!(皆を思い出す)父さん…。行くぞ、ユート!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果発動!」

遊矢「ん、はははぁっ。ふふ、ふふはははは!なぁーんてねぇ!ボクがそう簡単に終わるわけないじゃん。永続トラップ!《リュウカズラ》を発動!自分フィールドにドラゴン族モンスターがいる時、相手フィールドの最もレベルが高いモンスター以外をドラゴン族モンスター1体のコントロールを得る!」

遊矢「何!?」

ユーリ「ボクはダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンをいただくよォ」

カン☆コーン



遊矢「ぐぁっ、やめろぉお!!!うわぁあああああああああああッッ!!!」

【次回へ】
134話【闇の誘惑】