ユーリ「ふざけるなぁぁぁぁッッ!!この目障りなハエがぁァッ!!!!!



黒咲「る『消えろッッ!!妹と一緒に地獄に逝けッッ!!!!!』



ユーゴ「あん?LLリリカル・ルスキニア大規模規制されたわりには展開力が圧倒的でどうにかナイチンゲールやら他のモンスターも攻略できた。まではよかったけど敗けたのか?」

ユート「『LLリリカル・ルスキニアが逝ったからノーダメ!』と、勝利宣言していたのがいたらしい」

遊矢「ま、待ってよ皆!そこまでユーリを追い込まなくても……デュエルは争いの道具じゃない。次元戦争はもう終わったんだ!ユーリもさ、ちょっと落ち着こうよ」



ユーリ「ふざけるなよハエ共がッ。なんでボクに気持ちよくデュエルさせないんだッ。
ボクはLLのエクシーズモンスターのなんか戦闘ダメージは相手も受けるっていう効果を持つモンスターのことも考えてギリギリまで…ホンットーにギリギリまで耐えて、耐えて耐えてッ!!
ナイチンゲールのワンキルも対策できて…だけどっ!《禁じられた一滴》を使われて…そこで不利となってしまったっ!!このカードさえ使われていなければこのターン耐えて次のターンで相手のデッキ切れまで持っていけたのに!!そしてボクの残りライフは1800しかなく《LLリリカル・ルスキニア-アンサンブルー・ロビン》でダイレクトアタックをくらい敗けてしまったぁあああああああああああッッッ!!!
せめてあとLPが200残っていれば!!《LLリリカル・ルスキニア-アンサンブルー・ロビン》のダイレクトアタックを受けても残りLP100残っていて、次のターンでボクは鉄壁LP100で相手はデッキ切れ負けという…そーいうエンタメ過ぎる勝利を得ていたのにっ!!
《禁じられた一滴》さえ使われてなければボクの勝ちだったッ!!!!!
このカードはセレクションbox産の先行実装カードの目玉商品で無償ジェムでも引けるけど…URの《禁じられた一滴》チャレンジは無償ジェムで引ける分だけ引くには運が必要!!」



ユーリ「ボクも《禁じられた一滴》が欲しくなってきた。だけど…来年の目玉boxに期待してるからジェムを使うわけにはいかない。目先の利益ばかりにとらわれず後先のことを考えてるんだ……カスがッ」



ユート「だがお前が、このデュエルで闘った瑠璃に対してデュエルの終わりにgood!を送ってるのをオレは見ていた。そして相手の瑠璃もお前にgood!を送っていた。これはユーリ、お前が瑠璃や瑠璃のデュエルタクティクスに賞賛し、心からデュエルで勝っても敗けても…楽しかったから、そうやってお互いにgood!を送り、デュエルをする楽しさがあったから──そういう相手をリスペクトする行為をしたんじゃないのか?オレはそう思っている」

ユーリ「はぁ?余計なこと喋らないでくれる?どーでもいいんだって。相手をリスペクトするだの賞賛だの…反吐が出るね。だってデュエルは勝負事だよ。笑えるのは勝った方だけ」



黒咲「でも楽しかっただろ?」

ユーリ「うわぁ〜〜ちがうっちがう!!ボクはあんな敗北を認めないッ認めてないッ。次は必ず勝つ。勝つ…!ボクは勝ーーっつ!!ボクは勝利をリスペクトする!お互い良いデュエルができて勝っても敗けても楽しかった?ボクが?楽しかったからgood!を送った?ボクが?そんなわけ………」

<♪〜〜気持ちに嘘をついた僕──。>



ユーリ「………」



ユーリ(まぁ、そーいうことにしてあげててもいいよ、今回はね)



ユーゴ(素直じゃねぇヤツだな、ホントお前は……)



遊矢「ちなみに、相手の瑠璃が使っていたLLリリカル・ルスキニアデッキレシピはこんな構築だったよ。やっぱりメインデッキは20枚に抑えたいところだよね……リンクスのスピードデュエルならさ」





◆我慢できずにセレボ産《禁じられた一滴》チャレンジに挑戦した結果







2024/12/11
茶番4