ユーリ「イェーイ!LLが逝ったから焼きパーティーでもしようよ、ねぇ?」

黒咲「貴様の捕食植物プレデター・プランツテーマも何枚か逝ってるのが見えないのか?」

ユーゴ「それだけじゃねぇよな、ユーリの場合は」

ユート「あぁ。超融合とヒドラと惑星がリミット1になり併用できなくなった。ユーリ、お前は前回のKCカップで捕食植物プレデター・プランツデッキでデュエルしていたのをオレは見た。その中に惑星もヒドラも超融合も入れてるのを確認している。それでお前は瑠璃のLLリリカル・ルスキニアに一度でも勝てたか?」

ユーリ「瑠璃には敗けてないよ。LLには勝てなかったけど」



黒咲「そうか、瑠璃に敗けたんだな」



ユーリ「いやLLに敗けただけで瑠璃には敗けてない」



黒咲「そうか。敗けたんだな、瑠璃に」

ユーリ「LLには勝てなかったけど瑠璃には敗けてない」



黒咲「そうか。手も足も出なかったんだな、瑠璃に」



ユーリ「ホントキミたち兄妹ってしつこいよねぇ。そんなことより」



ユーリ「ひどいっ!運営はボクから超融合だけじゃなくヒドラまで奪うのかっ!!惑星はそんなに使わなかったからすぐ抜いたから別にいいけど超融合はボクがアニメ本編で使った──。」

ユート「超融合はGXの十代とユベルの絆の象徴であるカードだ。お前の本当の切り札は超越融合だろう。超融合がなくても超越融合を使えばいいことだ」



ユーリ「LP4000のリンクスでLP2000払ってまで使う価値ある?その前にLPが2000以下だったらどうするのさ。ボクの捕食植物プレデター・プランツデッキは一回KCカップで暴れただけなのに……LLの後攻ワンキルよりひどいことなんてしてないのに……」

ユーゴ「それなんだけどよ、前回のKCカップTOP100位までのキャラクター使用数を数えてみたらユーリ、お前がダントツで一位だったぜ。その数39人だ。瑠璃は21人だった。一回でも暴れたら即規制される、それが遊戯王だ」

ユーリ「計算できるんだね融合くん」

ユーゴ「融合じゃねぇっユーゴだッ!お前それわざとやってるだろ!」




ユーリ「あぁ、何かを奪われるかなしみがこんなにつらいなんて思わなかった。ジェムが足りなくて融合回収フュージョン・リカバリーを一枚しか入手できなかったし。ボクにカードにされた人達もこんなに悲しいおもいをしていたんだね」



ユーリ「ま、スキルがまぁまぁ強いから超融合抜いてヒドラ温存でノーダメだけどね!なんならLLが逝ったおかげでリミット3枠も別のリミット3カードに変えられるし?はいはいボクノーダメ!」



黒咲「貴様のそのスキルの修正も時間の問題だと思うがな」

ユーリ「そしたらアンティーク・ギアデッキに変えるのもありじゃん?だってアンティーク・ギアカードにはボクの専用台詞がついてるんだから」

ユート「そのテーマもまた、GXからの……だな」

ユーリ「何が言いたいの」

遊矢「あーーっ!皆こんなところにいたのか!なんか険悪なムードだけど…そんなことよりユーゴ!これを見てよ!」

ユーゴ「こ、これは!?」



ユーゴ(別の “オレ” がこのカードを絶対に入手しろと囁いている……!)

遊矢「なんかリミット解除しちゃいけないカードが解除されてるような気もするけど…まぁ、いいか!ガチガチの規制だらけだったら楽しくデッキ組めないからね!」

ユーリ「ところで焼きパーティーは?」

黒咲「一人でやればいい。貴様のことを許すのはやはり……くっ……!」



黒咲「………焼き方くらいは教えてやってもいい」

ユーリ「歴史的和解の誕生の瞬間だね。それじゃあさっそく、名付けてLL環境破壊罪の処刑ファイヤーパーティーを」

黒咲「貴様ッ!!!
茶番1