遊矢「元の世界に帰る方法…。そうか、そうだよな。「」はオレ達と違って…また別の次元から飛ばされてきた人間……。
お前、帰りたい──いや、そうなるよな。突然飛ばされてきてオレ達と出会って……家族や友達のこととか気になるだろうし……」



赤馬「だが帰る方法など未だに見つかっていない。キミがこの世界に飛ばされてきたのは…キミの意思だと私は思っている。
「」自身が主にユーリと何かをしたい、そう思ったからこの世界へ来られた。酷なことを言うが現状、帰る方法はない」

遊矢「零児……」



セレナ「……「」。その…なんと言えばいいのか…。私や柚子、瑠璃にリン…皆とは違うお前は……。私達とこの世界で生きていく。それでは駄目か……?」

柚子「セレナ……気持ちはわかるけれど……」



リン「こんな時だからこそ言ってしまうけど私…まだあなたとお別れなんてしたくない……!」

ユーゴ「リン。だけどよ、「」は……」

リン「わかってるわよ、ユーゴ。だけど!」



瑠璃「あなたの想いが一番大切。私はそう思っているの。だから、あなたが強く願えば……いえ、確証はないんだけれど」



黒咲(それだと俺達も……。俺達はどうなる?「」の想いの力だとすれば、俺達も……)



デニス「キミがいなくなったら、ボクは悲しいな……」

<一同が静まり返ってしまった>
元の世界に帰る方法を調べる