名前:糸師凛

シュート15回目

鯛茶あげる

……っ、いい…慣れてる…、

(…………、)
(凛は思ったより健気で、可哀想だと感情が揺さぶられるし抑制剤を摂取していても多少はフェロモンにあてられる)

(動物でもないのに、目の前に晒されてる項を咬みたいと口内が鈍く疼く)

(……でも、ここで咬んでしまったらきっと自分は後悔をする)

(自分の本能で、エゴで凛の人生を縛ることはしたくない)

(ちゃんと凛が分別を理解するまで、その時に凛の気が変わったり他に好きな人が出来て捨てられてもいいから…その時が来るまで、約束を破るわけにはいかない)




……、○○…………○○、

(か細く呼ぶ凛の目尻に浮かぶ涙を拭ってやる)


(よしよし…明日には落ち着いてくるからね)



(暫くして興奮と泣き疲れで凛は眠りに落ちた)