(引っ張られるままマンションに着き玄関に押し込まれるように入れられ)
(靴も脱がせてくれず冷たい廊下に押し倒された)
ほら、ちゃんと俺の匂い覚えろ…ッ
(マウントをとるように馬乗りしてきた凛が覆い被さってきて、首筋が口元に当たる)
(濃くて甘い凛の匂いが鼻腔いっぱいになり発情期じゃなくても脳の奥がじんじんと熱くなる感覚)
…ハッ、我慢出来なかったら咬んでもいいぜ、○○
(しゅる、と首輪を外した音が聴こえ唇に薄く柔らかな皮膚が直で当たり)
(これ以上は駄目、と無理矢理顔を背ける)

あ?……チッ
じゃあ俺の匂い付けてやるから大人しくしてろ
(っ!?)
(べろ、と頬を舐められ身体がビクッと跳ね強張る)
(それを見られ味をしめたように凛に気が済むまで顔を舐められたり首筋を噛まれたりされた……)