(少ししたら湯気のたつマグカップをもって戻ってきた)
牛乳あったから温めた、…飲む?
(頷きゆっくり起き上がればさり気なく背中を支えてくれた)
…熱いと思うからゆっくり飲んで
(両手でマグカップを持つ、熱がじんわり掌に伝わりそれだけでホッとする)
(礼を言い一口飲む、…うん、牛乳だ…と思いながらぼんやり壁を見つめていると凛がこちらと壁を交互に見て)
…なんか今の○○猫みたいだな
しかも手負いの
(よしよしとまた撫でられうとうとしてきた)
寝る?
ん、じゃあマグカップ貸して
(マグカップを手渡せばサイドテーブルに置かれ、凛の手でまたゆっくり寝かせられ毛布を肩まで掛けてくれた)
(一緒に寝ようと意味を込めて袖を引っ張る)
……俺も一緒に居ていいの?
ネットだと生理の時は触られたくない人が多いって見たけど……
…俺の体温高いから湯たんぽ変わりって?
なんだよそれ……、
はいはい、わかったよ世界一甘えたの○○さま
(隣に寝転んできた凛に抱きつけば普段よりも柔らかく抱きしめられそのまま背中をとんとんと叩かれ直ぐに欠伸が出て意識が落ちていく)
……おやすみ○○
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