よ、よし……。猫たん……そろそろ爪、ちょっとだけ整えとこう……?
いや。さっきのふみふみ、攻撃力高すぎてさ……命に関わるレベルだったから……。ね?

(おそるおそる後ろから抱き上げようと、イデアが手を伸ばしてきた。)

……い、いったん抱っこして―― んぎゃあッッ!!?ちょ、ちょっと、大人しく……ッ

(イデアの手が体を掴んだ瞬間、全身をバネのように弾けさせて大暴れで抵抗する。)

え、ちょ、痛ッ!ちょちょちょ、まって!?
ま、前足ぐいぐいで拒否するな!?あと後ろ足バタバタすな!!顔!顔蹴らないで……!!


(なんとか膝の上にホールド。)


ふぅ……で、では。改めて……爪切り、いきます……!
せ、先端だけだからね……すぐ終わるから……ッ。


(イデアが左手でそっと前足を取り、右手で爪切りを構える。息を詰め、集中――)

せ、せーの……ッ、(パチッ)

ギャッ!!??(顔面を引っかく)