名前:綾小路文麿

シマリスくんに苺をあげた回数21回

好きです先輩!


……ん
…はん

(声が聞こえる…)

…!

(!)
(声がはっきり聞こえ、目を開けると
私の手を握っている、心配そうな綾小路先輩の顔が視界に広がった)

目ぇ、覚めたか?
私が見えるか?

(コクンと頷くと
綾小路先輩が心底ほっとしたような顔をした)

…そらよかった
まだ痛むか?


(ちょっと痛いです…)


ほうか、
しっかり休養して
はよ良うなってや
みんな待っとるからな


(先輩は待ってないんですか?)

みんな、言うたやろ
私もや

(先輩が一番待ってますか?)


はぁ…そんな冗談言うてる余裕あるんやったら大丈夫やな
もうそれでええから、
大人し寝とき

(先輩、焼肉、絶対ですからね)

わかった、やから
よう寝て、はよ帰ってき(ナデナデ)
…なんやはんがおらんと張り合いでませんわ

(頭を優しく撫でてくれる先輩の手が気持ち良くて、その日はすぐ寝てしまった)

(それからというもの、先輩は忙しい時間をぬって私のところに来てくれた

綾小路先輩が来れない日は変わりに車折刑事が来たりもした

私がいない間の先輩の話もこっそり沢山してくれた

先輩はやっぱり私が撃たれたことを気にしているらしい

はやく復帰して元気な顔を見せたほうが良さそうだ…)



(それから数日後、私は無事後遺症もなく退院した

お腹にちょっとだけ銃痕が残ってるけど、警察という職業柄、市民を守った勲章みたいなものだ)

(約束通り、退院祝いに焼肉にも連れてって貰った)


(先輩は、私と話してる時ふとした瞬間にちょっとだけ辛そうな顔をする
私のお腹の傷のことを気にしてるのかな…?)


……もー!何ですか、その辛気くさい顔は!(綾小路さんの頬を引っ張る)
)