それ、今あるか?
(落としてなければ、そこの服の中に…)
刑事B「刑事A、とったって」
刑事A「え~、うーん(ゴソゴソ)…なんか、女子の制服探るのってえろいですね」
刑事B「またお前はそんなこと言うて…なんでもいいからはよ探し」
刑事A「うーん?あっ、これか
ありましたよ、ホラ」
(ありがとうございます
うわ、やっぱりボロボロになってる…)
貸してみ
(え…?で、でも…)
ええから
(う…どうぞ)
ん、ええ子やね
(私がおずおずとボロボロになった箱を差し出すと、先輩は受け取ってスルスルとリボンを解いて、箱を開ける)
(うわー…見事にバキバキですね…)
いただきます(パクッ)
(先輩はチョコレートの欠片をそっと指でつまみそのまま口へ運ぶ)
(その一連の動作が綺麗で見惚れてしまう…ってそうじゃない!)
(先輩!破片とか入ってるかもしれないですし、危ないですよ!)
問題あらへん、美味しいわ
(そっ、そういう問題じゃないんですって!吐き出してください!今すぐ!)
嫌や(プイッ
(そ、そんな駄々っ子みたいな…)
…はんの料理食べて死ねるなら本望やろ
(な、)
(もう!何言ってるんですか…)
ほんまのことやから
(む…どうしてもって言うなら、私も食べます!)
(先輩の危険をできるだけ避けるため、箱を奪ってパクパク食べる)
はん
(味なんてわからないけど、先輩が怪我するよりずっといい)
はん、
口の端…チョコレートついとるで
(え、ど、どこですか?)
(あ、うわ、服にも零れてる…)
刑事A、刑事B悪いけどそこにあるタオル濡らしてきてくれへんか?
刑事B「はい!ほらAいくで!」
刑事A「え~、タオル濡らすのに二人もいります?」
刑事B「あほ!空気読め!」
刑事A「は~い、じゃ、ごゆっくり~」
(行っちゃった、タオル濡らすならそこの水道でも…)