(そんなことない…と言おうとして自信がなくなる)
(だって全部本当の事だ、私にはこのお姫様みたいに権力があるわけでも特別美しいわけでもない)
(男の人だって、きっと綺麗で賢くて権力のある、こんなお姫様が理想なはずだ)
(私が狼狽えていると
姫がグイッと私の顔を覗き込み)
姫「じゃあこういうノはどうデス?
私が帰国するマデにアヤノコージケーブがワタシに惚れたらワタシの勝ち
惚れなかったらアナタの勝ち
ドッチが勝つか勝負シマショウ!」
(勝負…?)
姫「ワタシが勝ったらもちろん綾小路警部はワタシのもの
はれて警部はこのままワタシと一緒に
ハネムーンに旅立つ
もちろん勝った貴女には報酬も用意します
ワタシの権力を持ってね」
(ニコニコと笑う姫に思わず気圧される)
(…!その喋り方…)
姫「イケナイイケナイ、アナタの前では
ついぶりっ子
ワスレテマシタ!
ソレジャア決まりデスネ!」
(え、まだ何も言ってない…)
おおきにはん、助かりました
(あ、お帰りなさい先輩
なんの電話だっt
姫「アヤノコージ!寂しかったヨー!」
(姫がぎゅーっと先輩の腕に抱きつく)
(は、離れて下さい!綾小路警部は忙しいですから、私とお話ししましょう?)