名前:綾小路文麿

シマリスくんに苺をあげた回数21回

好きです先輩!

(近くにあった店のお手洗いで着替えを済ませ)

(そう言えば綾小路警部が近くにいるんだっけ、と街を歩く)

(街は仮装した人で一杯だ
ここに降ろしてくれたのは有り難かったかもしれない
何しろメイド服なんて着てても、誰も気に止めないのだから)

(歩いていると、
前方に見覚えのある人影が現れる)


…!はん!やっと見つけましたわ!

(わ、せ、先輩!?)

(息を切らした先輩は、私を見つけるなり存在を確かめるようにぎゅっと抱き締めた

ちょっと恥ずかしいけど、
…周りはハロウィンと言う事もあり特に気にしていないようだ)

無事か!?何処も怪我してへんか!?
何かされへんかったか!?
痛いとこはあらへんか!?

(せ、先輩、大丈夫ですよ
だからそんなに心配しなくても大丈夫です)

…そ、そうか
ハァ…良かった…

…すんまへん、
色々突然の事で驚いてしもて…
なんや変な紙も落ちてくるし…

(変な紙?)

これです

(何々…貴殿の大切なものは預かりました
指定の場所でお返しします…? 
Hasta l…?
Querido…?
読めない…)

アスタ…スペイン語やろか?
にしては変な所で切れとるな…

(そうですね、ん…?)

(何となく触ったメイド服のエプロンのポケットからガサッっと音がして、
手を突っ込み出してみると…)

(先輩、続き、ここにありました)

ほんまか!?

"大切なものお返ししました。ちなみにこのメイド服は私が渡したものです

a vista
amante"…?

どうやら2つ合わせて読め
言うことみたいやな

(繋げてみましょう)

"Hasta la vista
Querido amante"

また会いましょう
親愛なる恋人達…?

ん…?裏面にも
何か…

"Por favor, sé celoso"…?

…………


(何が書いてあったんです?)


…………はんは知らんでええ

今度こそ絶対捕まえたる(グシャッ)

(先輩…?)

…はん

(へ、な、なんですか?)

…これ着とき
その服じゃ冷えるやろ

(先輩の上着を渡された
確かに足はちょっと寒いけど
そこまで、冷えるわけじゃないけどなあ)

(え、別に寒くないので…大丈)

ええから着とき
やないと脱がすで

(!?!?!?
寒いのに脱がすって、先輩矛盾してますよ!?)

……気のせいや
帰るで

(私の手を掴んで
先輩が歩き出す
ちょっと力がいつもより強い)

(前を歩く先輩の顔は見えないが、
何だか怒っているようだ
ほんとに、何が書いてあったのかな…?)

【HAPPYEND…?】
(…何処かでメイド服に着替えなければ…)