(ドンッ)
(きゃっ)
(街中を歩いていると人とぶつかってしまった)
おっと、すみません
お怪我はありませんでしたか?
(差し伸べられた手を取る)
(どうやらいい人のようだ…良かった…)
(あ、怪我はしてないです!いきなりぶつかってしまってこちらこそすいません!)
いやいや、いいんですよ
僕こそぼーっとしていたものですから…
…あれ、君は…(ジー)
(まじまじと見つめられ、少し照れてしまう)
(あ、あの、何か…?)
あぁ、すみません…
少し知り合いに似て見えたもので…
(…?)
…それでは、申し訳ないのですが
お怪我もないようなので
そろそろ失礼します
…僕は沖矢昴、しがない大学院生です
(えっ、あっ、私はです!)
(クス、)
またどこかで会えるといいですねさん
それでは
(そう言い残すと早足で彼は去って行った)
(あれ、そういえば今の人…警部に声が似てたような…気のせいかな?)
沖矢昴