名前:綾小路文麿

シマリスくんに苺をあげた回数21回

好きです先輩!


(おひっこしして一ヶ月)
(そろそろ新しいおうちにも馴れてきた)

(おとうさんとおかあさんはあの事件があったからか、
前よりたくさん遊びに連れていってくれる)

(きょうも家族でたのしい遊園地…のはずだったんだけど…)


(どうしよう、迷っちゃった…)
(おとうさんとおかあさん、どこだろう…?)


???「うわぁーーん!!!」

(わ!すごくおっきな声)

(吃驚して辺りを見回すと、小さな男の子が泣いている…まだようちえんくらいかな?)

小さな男の子「ばあやー!どこー!!」

(なんだか、すごく不安そう…)

(よぉーし…将来はたいせつな人を守れるおねえちゃんになるんだもんね、小さい子も助けてあげないと!)

(ねえ、だれか探してるの?)

小さな男の子「?、おねえちゃん、だれですか…?」

(わたし?わたしはっていうの!)

小さな男の子「、さん…」

(うん、そうだよ
ばあやって人、いなくなっちゃったの?)

小さな男の子「は、はい…みつからないんです…」

(じゃあ、おねえちゃんと一緒にさがそっか)

小さな男の子「…!あ、ありがとうございます」

(ニコッと笑いかけると男の子は少し驚いたみたいに目をぱちくりして恥ずかしそうに目を逸らした)

(まだ不安そうな小さな手をしっかりと握って歩きだす)

(えっと、こういうときはたしか…
まいごせんたー?だよね)

小さな男の子「あ、あの、これ、役に立ちますか?」

(ちずだ!ありがとう!)

(えっと、まいごせんたー…ここだ!)
(じゃあここまであるきながらおとうさんとおかあさん探そう!)

(こわいけど、今はそうもいっていられないよね…だって私おねえちゃんだもん)

(あれ、このちず…どうやってよむのかな?)

小さな男の子「もしかして、今どこにいるかわかりませんか?」

(う、うん…)

小さな男の子「そこにジェットコースターとメリーゴーランドがあるので、ここだと思います」

(…!ありがとう!)

(びっくりした
この男の子、泣きやんだらなんだかすごくかしこそう!)

(なんだか、私のがちっちゃい子みたいかも…)


(うーん、いないね…?)
◇エピローグという名のプロローグ