『あれ、またはんか…よお会うなあ…』
(はい!今日も一緒に捜査させてください!)
(それから何度も足繁く事件が起こる現場に通った結果か、私達は頻繁に会うようになった)
(最初こそ"一般人が事件に立ち入るんやない…危ないやろ"と冷たくあしらわれたが、今では私の実力を認めてくれたのか
一緒に捜査する事を許してもらえるようになった)
(警部は私には優しかった)
(私はそんな警部をもっと好きになった)
(偶にプライベートでくだらない相談とかにも乗ってもらった)
(でも、時々
本当に時々、互いの手が触れた瞬間)
(ふと彼は悲しい顔で私を見つめるのだ)
(どうしてかはわからない、でも…)
(――――何だかすごく嫌な予感が、した。)
№記憶ノート05