(私は黒の組織を追うため、沢山の知識を身につけ
いつしか女子高生探偵と呼ばれる迄になった)
(そんなある日、ちょっとした油断で私は誘拐されてしまう)
(あぁ、やってしまった…
最近は小規模な事件ばかりだったから、完全に油断した)
(こんな事になるなら、身体も少し鍛えておくんだった)
(思わず唇を噛んだ
悔しい…私はまだ、こんな所で死ぬ訳にはいかないのだ)
(下卑た顔の男がニヤつきながら
こちらに近づき、腕を伸ばす)
(確か、女子高生連続誘拐失踪事件の容疑者…だったか)
(どうせ私の服でも脱がせて、卑劣な行為にでも及ぼうとしているのだろう
だがそうはさせない、死ぬのは嫌だが、それとこれとは別の話だ)
("くらえ、女子高生の敵め!"と伸ばしてきた腕を口の猿轡を器用に外し、思いっきり齧ってやる)
「うぎゃあ!!!何しやがる!!!」
(よぼど痛かったのか、犯人が叫んだ)
「て、テメェ舐めたマネしやがって!
抵抗できねえようにしてやる!」(チャキ…)
(!?拳銃!?)
(なんでただの誘拐犯が拳銃なんかもってるわけ!?)
(誘拐犯が銃を構え、思わず撃たれる…!と目を瞑る)
(バンッという銃声とともに犯人の悲鳴が聞こえる)
(ん…?犯人…?)
(そっと目を開けると…)