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名前:ジャミル・バイパー
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うっとりです
──なにかわからないところでもあるのか。
(不意に背後から手元のノートを覗き込まれ、肩越しに振り返ろうとすると予想よりも近い距離の彼と視線が交わった。)
いや……さっきから首を傾げてばかりいるから、課題で躓いてるのかと思って。
……ああ、もしかしてここか?二行目の『魔法薬の材料』の項目。
君のこれだと前提から間違ってるぞ。……必要な重さを求める計算式はこっちだ。