名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

……!?
っな、なんだユウか……驚かせないでくれ。
急に物影から飛び出してくるから刺客かと思っただろう。

(警戒するようにマジカルペンへと伸ばされかけた手で咄嗟に抱き留められ、こちらが謝罪すると彼は眉間に皺を寄せつつ身体を離した。)

はあ……まあ、もう気にしてないが。次はないからな。

……あ。