名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

カリム:だだだ大丈夫か、ユウ。
まさかお前が泊まりにきてくれた日に空調が壊れちまうなんてなあ、本当にごめ……へっ……へっ……へっくしょおーい!

ジャミル:カリム、上着の前はちゃんと留めておけと言っただろう。お前が風邪でも引いたら誰が看病すると思ってるんだ。

カリム:ごごごごめん、ジャミル。
でもオレよりユウの方が……さっきからずっと震えてて可哀想なんだ……!

ジャミル:はあ……ユウ。ほら、しっかりしろ。毛布を持ってきた。俺の分も使っていいぞ。
それと……君は羽織るものを持ってないよな?俺の服でよければ着てくれ。大きめのものを選んできたからその上からでも問題ないはずだ。

俺は今から身体が温まるように寮生全員分のスープを作る。
朝になれば玄関を覆っている雪も溶けるはずだ。それまで耐えてくれ。