……君の気持ち、ね。
悪いが、なんのことかさっぱりだな。"他人の読心"なんて高度な魔法は扱えないし、君にユニーク魔法を使って聞き出すなんてこともしていない。
……俺には、君の気持ちなんてわかりようもないさ。
(「ですよね」と安堵と落胆が入り混じりつつも頷けば、不意に彼の手のひらが頬へと添えられた。)──まあ……だからこそ気になるんだが。
……なあ、ユウ。
そんな風に緊張した面持ちで訊ねてくるということは、君の"それ"は俺に伝わったらまずいような感情なのか?
……あくまでも、ひた隠しにしておきたいのか。
伝えたら、俺たちの関係がいい方向へ変わるとしても?
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え……