名前:ジャミル・バイパー

40

うっとりです

…………………カレー。

(ボソリと呟かれた予想外な返答に「カレー?」と思わず反芻すれば、ぐったりとソファーに身を預けていた彼は僅かに頷いた。)

そうだ、カレー。
……カレーが食べたい。君の手作りの。
前に一度作り立てを分けてくれたことがあっただろう。具材が大きめにカットされていて、スパイスがガッツリと効いたやつ。……アレがまた食べたい。

……なんだ、その顔は。俺を癒してくれるんだろう?
この疲労を解消するには、今日の夕食をオ寮で心穏やかに摂るしかない。……誰にも邪魔されず、君と二人だけで。
なにも問題はないよな?

カリム先輩とグリムの夕食は?