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名前:ジャミル・バイパー
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うっとりです
──ユウ、こっちだ。
(好奇の目から隠すように肩を抱かれ、そのまま人気のない空き教室へと連れ込まれた。)
ここならしばらくは誰も来ないはずだ。
……それで、一体なにがあったんだ?
泣き場所に俺を選ぶくらいには信用してくれているんだろう?
……俺も、目を掛けている後輩の信頼には応えたい。
すべて話してくれ。