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名前:ジャミル・バイパー
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うっとりです
ふうん……泣きたい、ね。
まあ、ここには俺しかいないし君のしたいようにすればいいが……その口振りだと「泣きたくても泣けない」という話か?
(探るような眼差しに逡巡しつつも頷くと、彼の指先がこちらの顎を捉えてそのまま軽く持ち上げた。)
なら……手伝ってやろうか、ユウ。
……俺のユニーク魔法がどんなものなのか、忘れたわけじゃないよな?
君が泣けなくて苦しいのなら力を貸してやってもいい。
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