!?
っああ……君か、ユウ。驚いたよ。
どうしたんだ?
俺としては落ち着かないから早めに離れてくれると助かるんだが……。
……おい、聞いてるか?
(顔を上げればなぜか戸惑ったような表情の彼と視線が交わり、すぐに顔は逸らされたものの代わりに大きな腕が背中へと回された。)
はあ……カリムもそうだが、君たちはおかしなくらい他人との距離が近いな……。まあ女性な分、君の方がタチが悪いが。
……なんだ、しばらくこのままでもいいだろう?君から仕掛けてきたんだからな。
精々あとで色んなやつにからかわれてしまえ。