名前:ジャミル・バイパー

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うっとりです

ジャミル:……………。

(目が合うと軽く手を振り返され、そのまま悪戯な表情で立てた人差し指を口元へと持ち上げた。)

カリム:ん?どうしたんだ、ジャミル。
あっちの方なんかあったか?

ジャミル:いや、なんでもない。
ほら、早く行かないと遅れるぞ。





(ピロン!)

(通知音に気付き手元のスマホを見ると、今しがた去った彼からメッセージが来ていた。)

【>次は錬金術か?頑張れよ。】